体外受精のスケジュール
排卵誘発剤を使って、卵巣の中の卵子を複数個育てます。卵子が成熟したら、採卵して卵子を体外に取り出します。卵子と精子を受精させます。受精した受精卵(胚)が発育するかどうか培養しながら様子を見ます。発育してきた受精卵(胚)をすべて凍結保存します。
排卵誘発剤を使って、卵巣の中の卵子を複数個育てます。採卵して卵子と精子を受精させます。受精した受精卵(胚)を培養し発育してきた胚をすべて凍結保存します。
排卵誘発
一度の採卵で多くの卵子が取れるように排卵誘発剤を使って複数個の卵子を発育させます。
採卵
経膣超音波で卵巣の位置を確認し、膣から細い針を用いて卵子を取り出します。採卵にかかる時間はおよそ5分~10分です。
受精
卵子と精子を受精させます。
精子の状態が悪い場合などは顕微授精を行います。
胚培養
受精卵は5-6日間培養を行い発育させます。
全胚凍結
新鮮胚での移植は原則として行わず、全ての胚を一度凍結保存します。凍結した胚は翌月以降に融解して移植します。当院の融解後の胚の生存率は99%以上です。
採卵した月の翌月以降にホルモン剤を使って子宮の内膜を整え、凍結保存胚を融解して細い管を用いて子宮の中に戻します。
凍結融解胚移植
採卵月以降の月に凍結胚を1つ融解し子宮内に移植します。
妊娠判定
移植してから約2週間後に血液検査で妊娠判定を行います。
陽性であれば約1週間毎に診察し、妊娠7週頃に卒業となります。
体外受精のスケジュールとおおよその診察時間になります。
血液検査の結果を待つ場合は所要時間が多少前後します。
採卵する月は、卵子の発育などに合わせて診察が必要となります。
しかも数日前に次回の受診日が決まったり、診察日の変更ができないことも多く通院の負担が多くなってしまいます。
池袋えざきレディースクリニックでは自己注射の導入、超音波検査と採血によって、より正確に診療方針が決定できるため月4~5日程度と少ない通院回数で体外受精を行います。
また診療の待ち時間が短く、受付時間も長く、土曜日も診療しており少ないスケジュール調整の負担で治療を受けられるような体制をとしています。