負担の少ない薬剤
不妊治療、特に体外受精では多くの種類の薬を使います。特に体外受精では排卵誘発剤を使用することが多いので注射の痛みを避ける事はできません。
患者さんによって異なりますが頻回な注射が必要な方もいます。注射の針は極細の針を使用し薬液も少量として少しでも注射の痛み軽減するようにしています。
ホルモン剤などの薬を使用することも多いのですが体に負担の少ない薬を選択するようにしています。同じような効果であれば人体にもともと存在する天然型のホルモン剤を使用します。
不妊治療の薬の副作用で1番多いのが薬のアレルギーです。次に多いのが胃のむかつきです。これらの副作用は人によって出る出ないがあります、万が一こうした副作用が出現した場合にはただちに同効果の他の薬剤に変更して治療を継続しながら身体の負担を減らしています。
薬により長期にわたる後遺症を心配する方も多いですが、不妊治療で使う薬剤で後遺症となるような副作用が出るような薬はまずないので心配することはありません。