池袋えざきレディースクリニック 不妊治療センター

不妊症検査の種類

検査の種類

検査で原因がわかることは多くはありません

不妊の検査をすれば自分が妊娠できる体かどうか知ることができると思われている方が多いのですが、実はそれは間違った考えです。

不妊症の検査を行っても90%の人は検査がすべて正常となります。検査が正常だからといって自然に妊娠できるというわけではありません。検査が正常であるということは、「原因不明不妊」というとても厄介な事態です。

検査以上に年齢や不妊期間が重要です

不妊症の診断は検査で行うのではありません。「一定期間妊娠できていなければ不妊である」ということを理解していただきたいと思います。

治療方針は年齢や不妊期間、今までの治療の結果などから「総合的に判断」して決めていきます。検査結果は参考にはしますが、検査以上に年齢や不妊期間が重要となります。

  • 妊娠できる体かどうか検査で知ることはできません。
  • 検査結果が正常でも安心できません。
  • 検査以上に年齢や不妊期間が重要です。

不妊症検査の種類について

月経中ホルモン検査
不妊の原因を調べる検査というよりも不妊治療を進める上での基本的な検査です。排卵誘発剤などの投与量の目安となります。
子宮卵管造影
卵管の詰まりを確認する検査です。卵管が詰まっていなくても、正常に機能しているかどうかまではわかりません。
フーナーテスト
排卵期に性交し、子宮の入り口に精子が侵入しているかどうかを調べる検査です。フーナーテストの結果が良好であれば、人工授精を行ってわざわざ精子を子宮内に注入する必要はありません。
黄体ホルモン検査
子宮内膜を着床に適した状態に整える働きをするのが黄体ホルモンです。排卵後5~7日後に実施します。低下していた場合には単に黄体ホルモン投与する以外の治療も検討する必要があります。
排卵日予測検査
エコー検査に加え、ホルモン採血を併用して排卵日を予測します。
当院では最新のホルモン測定機器を導入していますので、1時間以内に採血結果を出すことができます。
採血を併用することにより、従来の尿検査よりも「高精度に」排卵日を予測することができます。
*初診時にはこの検査は実施できません。
子宮鏡検査
子宮内膜ポリープなど子宮の中を観察する検査です。当院では直径3mmの極細の内視鏡を用いているので、痛みの心配はなく麻酔は必要ありません。着床障害の原因となる慢性子宮内膜炎の診断にも有用です。
精液検査
精液の量、精子の数や運動率を調べる検査です。フーナーテストが良好な場合には精液検査も良好であることがほとんどなので検査を省略することができます。当院ではSMAS®という精子の速度などの動きの詳細を解析する機器を導入しています。
AMH検査
体外受精の時に取れる卵子の数を予測する検査です。「卵巣年齢」がわかるといわれたりしますが、実際の卵子の老化(卵子の質)がわかるわけではありません。ましてや妊娠できるかをこの検査で調べることはできません。