一般不妊治療|不妊治療の池袋えざきレディースクリニック

一般不妊治療

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一般不妊治療

一般不妊治療も積極的に行っています

現在の不妊治療は体外受精が主流です。
ただし一般不妊治療のみで妊娠できている方がいることは間違いありません。

池袋えざきレディースクリニックでは体外受精だけでなく一般不妊治療にも力を注ぎ治療を行っています。

タイミング法では排卵日を知る必要があります。
池袋えざきレディースクリニックで当院での排卵日予測は尿検査ではなく、迅速に結果の出る血液ホルモン検査を超音波検査と組み合わせて行う高精度タイミング法で行います。

この測定機器は極めて短時間で血液検査の結果を出すことができる機器です。

Roche社 cobas e411  生化学・免疫分析装置
Roche社 cobas e411 生化学・免疫分析装置

高精度タイミング法で排卵日の3日前からかなり正確に排卵日を予測することが可能です。そのため連日尿検査のために通院する必要がありません。

人工授精でも同様に正確な排卵日予測を行います。
また、当院では精子洗浄濃縮人工授精を実施しており高濃度の精子を子宮内に注入できるようにしています。

このような効率の良い人工授精を行うことにより人工授精で妊娠可能な方は3回以内でほぼ妊娠可能となりました。
そのため従来のように人工授精を5回6回と繰り返す必要はありません。
つまり短い期間で人工授精での妊娠が可能か否かの診断がつきます。不成功であった時、早期に次の段階へステップアップできることになります。

このように体外受精だけでなく一般不妊治療であっても可能な限り効果の高い方法を選択しています。

一般不妊治療の妊娠成績

多くの方がイメージしている以上に一般不妊治療の効果は低く、一般不妊治療だけで妊娠できている人は決して多くはありません。

当院で妊娠した方の治療法の内訳

グラフに示したように、一般不妊治療で妊娠できている人の割合は全体のおよそ16%に過ぎません。

一般不妊治療では厳しいと判断される場合には、早い段階から体外受精などの治療を進めるほうが得策です。
確率の低い治療を続けることは費用と時間の無駄でしかありません。

特に、35歳以上の方は卵子の老化を考えなければいけません。
一般不妊治療にあまり時間を使いすぎず、高度な治療に早めに移行した方が良いと考えます。

全ての人が「まずはタイミングから、ダメなら人工授精、それでダメなら体外受精」と必ずタイミング法からスタートしてワンパターンでステップアップすればいいというわけではないのです。

体外受精が普及していない20年前は体外受精が今より高額で入院が必要であったため、仕方なく一般不妊治療が漫然と行われていました。

一律のステップアップ法は20年前の不妊治療のなごりであり、現在では死語といってもおかしくはないでしょう。

一般不妊治療で妊娠可能な基準

どのような人が上記の16%に入れずに体外受精が必要になるかについて説明します。

検査で大きな異常があった場合は、体外受精などの高度生殖医療が必要となります。
一通りの検査で異常がない場合も、体外受精が必要となることは少なくありません。

検査で異常がないのに体外受精が必要となるケースは子作り期間(性交期間)が長いカップルです。
一定期間に子作りしても妊娠できない場合は検査に何も異常が見られなくてもタイミング法・人工授精の効果は低くなります。

日本産科婦人科学会は1年以上の期間で妊娠しない場合を不妊症と定義しています。
不妊症の検査より重要なのは性交期間となります。

一般不妊治療での妊娠が
期待できる基準

• 性交期間が12か月以内

• 排卵検査薬でのタイミング法を6回以内

• 病院でのタイミング法を4回以内

この基準を超えていればタイミング法や人工授精での妊娠の確率は低いと考えます。

あくまでもこの基準は目安であり、年齢や生理周期なども影響するので、それらを考慮して実際の診察で判断することになります。
一般不妊治療の効果が低いからといって、やみくもに体外受精をすれば良いわけではありません。
基準内であれば一般不妊治療での妊娠が期待できます。
その場合は、一般不妊治療を積極的に行ったほうが妊娠への近道となるでしょう。

通常、一般不妊治療は半年から1年かかることが多いといわれています。
池袋えざきレディースクリニックでは積極的な一般不妊治療を行うことでそれを数か月程度に短縮することを可能としています。