基本検査
不妊の検査をすれば自分が妊娠できる体かどうか知ることができると思われている方が多いのですが、実はそれは間違った考えです。
不妊症の検査を行っても90%の人は検査がすべて正常となります。検査が正常だからといって自然に妊娠できるというわけではありません。検査が正常であるということは、「原因不明不妊」というとても厄介な事態です。
不妊症の診断は検査で行うのではありません。「一定期間妊娠できていなければ不妊である」ということを理解していただきたいと思います。
治療方針は年齢や不妊期間、今までの治療の結果などから「総合的に判断」して決めていきます。検査結果は参考にはしますが、検査以上に年齢や不妊期間が重要となります。